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映画~プラトーン~

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2013/01/27(日)00:19
~ブログ開設から1079日 更新498回~

戦争してなければ平和なのかと言えば、そういうわけではなく。
近代的・文化的な生活の中に争いがないかと言われれば、もちろんそんなこともなく。
日常の些細な諍いも戦争も単に程度が違うだけで、根底にある人間の本質って実はそんなに変わらないのかもね。
なんてことを考えさせられる映画をご紹介いたします。
こんばんは、朔です。

*

プラトーン

1967年のベトナム。クリス・テイラーは自分と同年代の、しかも少数民族や貧困層の若者が次々と徴兵される現実に憤りを覚え、大学を中退して陸軍に志願、ベトナムにやってきた。しかし戦場の過酷さは彼の想像を遥かに超えるものであり、現地に配属された当日に自身の決断を後悔する。テイラーはカンボジア国境付近のアメリカ陸軍第25歩兵師団に配属される。<wikiより>

1986年に公開された、オリヴァー・ストーン監督の『プラトーン』。
ベトナム戦争を描いた映画として、広く有名だとか。

内容としてはあらすじ通りなので特に補足することもないかな。
おぼっちゃまとして大学に通っていた青年が、低所得者ばかりが徴兵されるという現実に憤り、自身も志願兵としてベトナム戦争に参加、その徴兵期間が終わるまでの間を主に米兵の視点から描いた作品になります。

面白い(※戦争がというわけでなく視点が)なと思ったのは、戦争そのものというよりはそのバックグラウンドに焦点を持っていった作品だというところでしょうか。
いわゆる敵と戦って殺し合っているという戦争映画の定番だけでなく、日々の戦闘に兵士たちが疲弊していく様子や、上官への不信感から隊が分裂していく様子等、戦争の実際に即した背景描写が緻密で良かったです。

ベトナム戦争の映画ですと『フルメタルジャケット』や『地獄の黙示録』、『山猫は眠らない3』等が浮かびますが、これらに比べると『プラトーン』は見やすい(それでもキツイ場面はありますが)のではないかと思います。
個人的にフルメタルジャケットはハード、黙示録は面白いのだけれど長いのがネックかしらね。
その点『プラトーン』の主人公は人格がはっきりしているし、感情移入もしやすいのではないでしょうか。

あとは音楽がすごく印象的だったかな。

映画は知らなくてもこの曲は聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
ちなみに私の小学校では給食の時間にこの曲がかかっていたので、かなり印象に残っていたりします。

見所としては、農民等の非戦闘員に対する米兵の大量虐殺とか、いわゆる歴史の裏側で語られなかった/あまり触れられなかった部分の描写と、限界状態の兵士の状態がどう変わっていくかというところかな。
あとは多分有名なこのシーンとか。

バーンズ軍曹の外道っぷりといったらもうね。
この人の行動にも理由や理念があったならもう少し見方が変わったのでしょうが、残念ながらただの外道でした。
バーンズの計略で倒れゆくエリアス軍曹が対照的に善人なのがやり切れない部分ですね。



というわけで『プラトーン』でした。
テーマ的に重い分野の映画ではありますが、一度見てみると戦争に対する理解が深まるのではないかと思います。
あと、若かりし頃のジョニー・デップが脇役で出演しているので、意識して見てみると面白いかも。
ではでは、この辺で。
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