映画~おおかみこどもの雨と雪~

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2012/08/02(木)18:11
~ブログ開設から901日 更新466回~

月が変わりまして8月。
30℃越えも珍しくなくなってきたね。
早く秋来い、秋。(暑←
こんにちは、朔です。



おおかみこどもの雨と雪

情報公開からずっと気になっていた『おおかみこどもの雨と雪』
近場の映画館でも配給が始まりましたので、友人と2人で見に行ってきました。
「子供がやたら多いなー」と思ったら、そういえば夏休み真っ最中だったのね。


感想(ネタバレ含みますので、以下追記にて。)
*大まかなあらすじ。
女子大生の花は、大学の教室でとある男と出会い、恋に落ちる。

ある冬の日、その男は自分がニホンオオカミの末裔、「おおかみおとこ」である事を告白し、花はそれを受け入れ2人の子供を産む。産まれた姉「雪」と弟「雨」はおおかみに変身できる「おおかみこども」だった。

一家は都会で幸せに暮らしていたが、雨の出産直後、男は亡くなってしまう。

男を失った失意に駆られながらも、2人の「おおかみこども」と生きていく花。すくすくと育つ雨と雪。

しかし都会での生活に限界を感じた花は、子供達の将来を案じて、人間・狼どちらの選択肢も採れるように山奥の古民家に移住することを決意。そこで3人の新しい生活が始まる。[wikiより]


最初に。
私は開始30分から終わりまで、ずっと目に涙が溜まっているような状態でした。
それに加え、盛り上がるような場面では涙が溢れたり、頬を伝ったり。
とにかくずっとそんな状態。


開始時点では19歳の女子大生だった花は、おおかみおとこの「彼」と恋に落ち、やがて子供が生まれ、エンディングを迎えた時点では多分31~32歳。
この間の彼女と、彼女の子供、雪と雨の成長を描いたのが本作になります。
細田監督曰く、主軸は「母と子」だそうですが、それが見事に表されておりますね。

中身のお話。
この映画の中には対比が多く使われているな、というのがまず1つ。
・「女子大生」だった花と「お母さん」になった花
・お転婆で走り回るのが大好きな雪と、病弱で臆病な雨
・成長し、好きな人と一緒にいる人間としての生き方を選んだ雪と、森の主としての狼の生き方を選んだ雨
・子供達と一緒に生きていきたい花と、再婚相手の子供が生まれたら前の子供はいらないと言う草平の母
・人間としての生き方と、狼としての生き方
・都会と田舎
・花と彼の出会いと、雪と草平の出会い


中でも、ただの女子大生が徐々にお母さんになっていく様子は、すごく丁寧に描かれていました。
雨が生まれてすぐに父親が亡くなったため、花は1人で2人の子供を育てていきます。
ですが、身寄りのない彼女が子供2人を育てるのは大変なんてものじゃなく。
お転婆な雪は暴れまわり、病弱な雨は体調を崩したり夜泣きが激しかったりで、花は徐々に疲弊していきます。
病気になっても病院には連れて行けず、周囲の目を気にして暮らすのにも限界がありました。

そんなわけで田舎の一軒家(廃墟)に越してきた花は、自然に近い人間の世界で雨と雪を育てる決意をしました。
それは、「子供たちが人間としてでも、狼としてでも暮らしていけるように」という思いからだったのです。
次第に大きくなる子供たち。

雪は学校に通うようになると、一生懸命同い年の子どもに溶け込むように過ごすようになり。
一方雨はそんな学校とは相性が悪く、花の職場である自然公園や森の中で過ごすようになり。
雪は転校生の草平との触れ合いを通して、人間として生きていくべく、中学に進学して1人暮らしを始めます。
そして雨は、先生である狐の死を通して、森の主として生きていくべく花に別れを告げるのです。

そんな子供たちを、最後まで笑顔で送り出す花。
1人になった家の中で、死んだ彼の遺影替わりの免許書を見つめながら、花はやっぱり笑顔。
お母さんと子供たちのお話は、ここで終わります。



個人的に良かった、感動した、悲しかったシーン
・部屋の中で花と彼が抱き合うシーン
 →花の幸せそうな顔がすごく印象的。普段の花の笑顔とここの笑顔はちょっと違っていて可愛らしかった。

・死んだ彼が袋に詰められてゴミ収集車で連れて行かれ、花はそれを見て茫然自失
 →死んだのもそうだけど、雑な扱われ方も酷く悲しい。それを見ている花の気持ちを思うと……

・子供たちの成長
 →赤ちゃんからこどもに。歩いたり話したりやんちゃしたり。それに対する花が母親になっていく姿も◎

・引っ越してきた農村での生活
 →田舎での生活がリアルで思わずニヤリと。

・獲物を取り損なった雨が川へ転落
 →雨が変わっていくきっかけに。

・雪が草平を傷つけてしまう場面
 →雪をたしなめる花。雪をかばう草平。自己中な草平母。ストーリーを進めつつ個々の人間性を表している。

・夜の教室で、お互いの秘密を打ち明け合う雪と草平
 →おおかみこどもである事を打ち明ける雪の決意と、それを全部受け入れる草平。なんだこのイケメン←

・崖から落ちた花が花畑で彼と再開するシーン
 →実はミスリードなのだけれど、花の死(?)を想像することと、彼との再会の二重の感動

・狼として生きる決意をした雨が、花に別れを告げるシーン
 →花「しっかり生きて!」これは反則。どう考えても泣くもの。


少し残念だったこと
・彼との馴れ初め~生活がもう少し多くても良かった
・彼の死の描写が、描かれ方としては強烈でも、そこに至る過程があっさりだった


というわけで、感想でした。
もう回想しているだけで目が潤んでくるのだけれど、それくらいインパクトの強い温かい作品でした。
とりあえず、1000円払っても絶対に損しない作品ということは断言できると思います。

ただ、小さい子供向けではない(内容が少し難しい+重い)のと、涙腺弱い人間が見ると大変なことになるので、家族や友人と見ると少し恥ずかしいかも。
私は涙腺強めの友人と見に行っていたので、終わったあとにかなりの勢いで泣いてるのを見られて「クスッ」とされたのが恥ずかしかったりしました//(照



以上、『おおかみこどもの雨と雪』レビューでした。
未視聴の方、是非ご覧下さい。
視聴済みの方、ディスク化を楽しみに待っていましょう。
ではでは、この辺で。
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